管理栄養士の熊谷です。

先日、10月26日に行われました、日本臨床栄養学会総会(第17回大連合大会)で、研究発表を行いました。研究内容は、「地域包括支援センター利用者への栄養介入による低栄養、フレイル予防効果について」です。25名の介入研究(介入時と3か月後の比較検討)で、管理栄養士が月1回、要支援、総合事業対象者に対して、地域包括支援センターの職員と連携して訪問にて栄養食事指導を行うことで、低栄養、フレイルの改善がみられました。また、心理面の変化も改善がみられました。

今、この研究データを論文にまとめています。来年には学会投稿したいと準備中です。

介護予防に管理栄養士が積極的に関わることで、社会保障費の削減や重症化予防を防ぐことができるかもしれません。この研究を引き続き行いますので、データを発信できたらと考えています。

管理栄養士 熊谷