先週、AEメディカル野津浩嗣先生の『動機付けの理論「ホメシカ理論」-人材を人財へ-』
という講座に参加させていただきました。
スタッフもたくさん増えて、いろいろな事を指導する立場となりましたが、
正直どうやって指導すればよいか、どうやってほめればよいか、
どうやって叱るべきかが手探り状態だったので、今回の研修に参加することで
ほめ方や叱り方について学びたいと思いました。
はじめに、マネジメントの変換ということで、近代的組織理論創始者の経営者について役割、
古いX理論から現代社会の管理であるY理論について、モチベーションについて取り上げた
人物についての講義でした。時々、自分はどちらの理論で人をみているのかを考えながら、
若者の特徴もふまえて現在のマネジメントについて学びました。
次に『ほめる』について
承認という言葉はよく聞き、実際に現場でも承認を取り入れようとするのですが、
叱られて育った世代の私は、ほめられた経験があまりないため、どうほめていいかが分からず、
日々難しいなと感じていました。
実践を交えての講義となりましたが、このほめる言葉もいろいろな種類があり、
効果的なほめ方もありました。その区別や使い方もやっぱり慣れず「難しい~」の連発でしたが、
実践を通して具体的にどうしたら良いのかを理解することが出来ました。
次に『叱る』について
これも、叱りと怒るの区別を考えて、実際の現場を想定しながら実践を行いました。
言葉のかけ方一つで、相手に与える印象や相手の反応をこんなに変えてしまうものだ
ということが分かりました。
気が付けば、6時間の研修はあっという間!
すぐに実践するべきですが、まだまだ構えてしまうところがあります。
しかし、今回本当にたくさんのことを学んだので、毎日出来ることから
少しずつはじめていきたいと思います。
看護師:今井直子・棚木春香