先日、患者様と一緒に海へ行ってきました。
この方は、膵臓癌末期の方です。
病院に入院されていましたが、自宅での生活を強く希望されて当クリニックへ依頼があり、自宅での訪問診療が始まりました。
日常生活は自立できている方で、疼痛コントロールも薬を使いコントロールできていました。
自宅ではご家族様4人で過ごされており、本人様、奥様、息子様2人です。ピンクの服の方が、今回の患者様です。ご家族様同士とても仲が良くて、ご一緒させていただきとても心温まる思いになりました。
訪問初日より、”海へ行きたい”という希望がありました。状態が落ち着いている今がチャンスと思い当クリニックの長尾医師へ上申し、許可を得ることができました。
急遽、計画を立てて行くことになった海への旅行。
実は、ご家族様でご旅行へ行かれるのは6〜7年振りとのことで
本人様もご家族様も、とても楽しそうに過ごされていました。
いつもよりも食事もすすみ、笑顔が絶えない時間でした。
病院では、そんなことはなかったと後で聞くことができ
驚いてしまいました。
上の松ぼっくりの写真は、職員が撮影したものです。こうした、ユーモアが効いているのもいいところですね笑
今回、看護師としてご同行させていただき、とても楽しい時間を過ごせました。
ありがとうございました。
当院では、こういった夢応援プロジェクトがあります。患者様の要望に応えれるように日々努力を惜しまない所存です。
いつでも、お電話お待ちしております!